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十兵衛の呟きじゃあ! 仕事
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十兵衛の呟きじゃあ!
出版社の翻訳である私、柳生十兵衛日々の呟きです。メインはマンガ、アニメ(主にネギま)、声優さん、ミリタリーと仕事の呟きです。なるべく毎日で更新します(汗)


プロフィール

柳生十兵衛

Author:柳生十兵衛
台湾の出版社で翻訳をやっている柳生十兵衛です。よろしく!

翻訳担当作品:魔法先生ネギま!、ネギま!?neo、ラブひな、陸上防衛隊まおちゃん、スクールランブル、トッキュー!、サクラ大戦漫画版、ナルト、アイシールド21、ワンピース、ホイッスル!、かりあげくん、げんしけん、鋼の錬金術師、アキハバラ@DEEP、駅弁ひとり旅、となグラ!、銃夢Last Order、もう、しませんから!、はじめの一歩、デトロイト・メタル・シティ、エクセルサーガ、あずまんが大王、らき☆すた、桃組戦記、日露戦争物語、迷彩君、戦空の魂、戦海の剣、さよなら絶望先生、キャプテン翼GLODEN23、アタック!!、ちゅーぶら!!、ハンマーセッション、君のいる町、CMB森羅博物館の事件目録、新約「巨人の星」花形、ダイヤのA、天のプラタナス、ドリームズ、Y十M柳生忍法帖、新鉄拳チンミ、鉄拳チンミLegents...他多数。

また、野球も大好きで、草野球チームにも加入しています。特に日本の野球が大好き。高校野球、社会人野球、プロ野球どれも好きです。因みに応援しているプロ野球球団は広島東洋カープと北海道日本ハムファイターズです。

(注意!)コメントを記入する際、必ず投稿者の名前を記入してください。名無し状態で投稿した場合、如何なる内容のコメントでも、削除させていただきます。

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退職しました
皆様、お久しぶりです。前回の更新とはまた随分間が開けましたね。本当にすみません。

私、柳生十兵衛は、本日を持って、12年5ヶ月も勤めた「東立出版社」から退職しました。

12年5ヶ月、本当に長い期間でした。思えば専門学校から卒業して、すぐこの会社に入社し、そのまま12年5ヶ月も勤めました。この12年5ヶ月の間、楽しいことがあれば、もちろん辛かったもあります。漫画が大好きな私は、漫画出版社で働くのは、本当に天職じゃなかな?と思う方も多いでしょう。実際私も入社した時ではそう思っていましたが、しかし、大体2年ぐらい過ぎたら、やはり「漫画に関わる仕事を就くのは、ただ読むだけとはやっぱり違うな」と言う感じがありました。

確かに漫画を読んで、それを翻訳して出版させるのは私の仕事で、出来上がった本を頂いた時も達成感がありますが、この仕事はやっぱり普通のサラリーマンと変わりがないので、やはりノルマなどの圧力があります。

それでも、漫画が好きなので、この仕事を頑張ってやりました。しかし、この仕事の給料があまりにも安い(翻訳の標準から見ればの話ですが)ので、がんばった分に見合った報酬がないと言う無力感は時々あります。そして生活を支えていくため、この仕事以外に、他の外注の翻訳仕事をしないといけない。こうやって死ぬ気で稼いたの代償は体を壊すことでした。2年ぐらい前、ついに過労のせいで会社で倒れ、病院送りになり、それから持病もちになりました。元々健康的な(とも言えないかもしれないが、今よりは健康的かな?)体も、結局ボロボロになってしまった。

今回退職に踏み切った最大の原因は、やっぱり12年5ヶ月の間、待遇は殆ど向上されてないことですね。まぁ、これも体を壊した直接の原因ですから。

でも、いざ辞める事になっちゃうと、やっぱり色々と恋しくなりますね。特に自分が長年担当してきた原稿を同僚に引き継ぎて貰う事が一番応えましたね。自分が翻訳に手掛けた作品は、やっぱり自分の子の様に思いますので、こうやって他の方に引き継げて貰うのは、我が子を他の人に渡すようなことですから、やっぱり忍び難いですね。

この仕事の待遇はあんまり良くなかったけど、色々と貴重な経験をさせて頂いた。例えばイベントの取材、イベント終了後の打ち上げに参加、漫画家さんたちが台湾に取材に来た時の同行などなど...この仕事をしていなかったら、これらの経験もなかったでしょ。そして、この仕事を通じて、色んな方と出会い、今でも誼を通じている方もいます。これらの出会いも感謝です。この12年5ヶ月は、間違いなく私の短い人生の中をカラフルに彩った期間です。

でも、私は翻訳の仕事は辞めませんよ~まだまだバリバリ頑張っていきます!(もちろん体と相談しながらですが)

まぁ、でも少しの間、ゆっくり休みたいね。ちょっと充電したから再戦だ!

退職前のデスク
これは私がいつも仕事しているデスクです。目の前はいつも色んな本を山の様に積んでいます。まぁ、10年以上勤めていると、こうなるでしょうな。よく計算したら、翻訳した作品は恐らく500タイトルを超え、総数は1000冊を軽く超えていおるだろう(笑)。
退職後のデスク
そしてこれが今日全部片付けた後のデスクです。こんなにスッキリになったのは何年ぶりだろう(笑)。
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第三次声優業挑戦作戦
アフレコスタジオ3
先週の日曜日、再度私がアドバイザーを担当している映画「セデックバレ」のアフレコを参加しました。今回は前回時間の関係上、アフレコ出来なかった後編の部分のアフレコを行いました。また、前編に比べて、後編は警察や軍のシーンが多いので、その方面の用語の修正の必要はあるかどうかもチェックしました。

前編は日常生活会話の比重が高かったので、比較的に楽だったですが、後編は戦闘シーンが多く、大きな声で命令するセリフだけでなく、攻撃されたときの悲鳴、慌て声の量が多いので、殆ど喉から声を直接出している私は、収録終わったとき、喉はほぼ半分潰れました(笑)。でも、これは本当に貴重な体験でした。

ここでちょっとアフレコスタジオを紹介したいと思います。
アフレコスタジオ2
このアフレコスタジオは、多くの有名台湾映画の音声編集作業を手がけてきました。ミキサールームは3部屋、スタジオは1部屋、チェック用の劇場部屋1部屋、そしてサーバールームは1部屋あります。この写真の中で見える中央の部屋(門が閉まっている部屋)はスタジオで、右のがミキサールームです。

魏徳聖監督と
また、アフレコ終了後、この映画の監督である魏徳聖さんと写真を撮りました。この映画を製作するのは魏監督夢だそうなので、監督自身も頑張っていい物をという努力をずっと尽くしてきました。この映画は9月で上映するので、私自身も出来がすごく楽しみです!

第二次声優業挑戦作戦
アフレコスタジオ
ここ数カ月、忙しくて更新出来ませんでした。本当に申し訳ありません!

さて、昨日はこれまでずっと日本軍軍事アトバイザーとして、制作を協力していた台湾映画「セデックバレ」のアフレコを参加しました。この映画は去年10月頃、撮影は全て終了し、前編が9月台湾で上映することに合わせて、現在前後編とも編集作業に入りました。昨日私が参加したアフレコ作業も、この編集作業の一環です。

実はこういう声優のお仕事は、これで2回目の挑戦になりますが、前回やったのが、うちの会社のサイン会用のプロモーション動画のアフレコで、一部の人に向けての公開になりますが、この映画は台湾全国で上映するし、更に中国、日本、アメリカなど世界の至る所まで上映する予定にもあるので、今回は全世界の人に聞こえることになります。そう考えると、本当に緊張します。

昨日は私の他に、日本人男性3人、日本人女性3人、更に原住民の方達数10人が参加しました。私は日本語が喋れるので、台湾人ながら、「日本人組」に分類されました(笑)。

主な役者さんのセリフは、全て現場で収録され、改めて収録必要なセリフも殆ど収録したらしいので、昨日私たち担当した部分は、主にバックに出てくる通行人や脇役の声、いわゆる「ガヤ声」です。それ以外に台湾人エキストラが演じた日本人が喋った日本語セリフは、幾つか発音やイントネーションが怪しいモノがあり、この映画の日本進出を考慮して、それらを流暢な日本語に収録しなおすのも昨日収録に参加した日本人組の仕事です。

写真が録音スタジオです。出番を待つときは、皆でここで自分のことをしたり、お話ししたり、ゆったりと出番待ちしてました。

昨日の収録では、収録しながら細かい打ち合わせをしたり、日本人組と原住民組が入れ替わって収録を行ったので、かなり時間掛かりました。昨日は朝10時スタジオ入りし、スタジオ出たのが夜11時だったので、実に13時間収録を行いました。でも、これだけ時間をかかっても、まだ前編の収録を終えただけです、また日を改めて後編の収録に参加することになります。

昨日の収録は凄く疲れたですが、一日で警察官、男性市民、校長、青年下士官、大工さん、店のオヤジなどを演じ、「君が代」の合唱も参加し、とっても素敵な経験をしました。また、改めてプロの声優さんの凄さを体感しました。こういうガヤの声は、映画の中でも声のみで怒り、威嚇、恐怖、頑張り、平常心などの表情を演じるので、声のみでどう表現するのかは、凄く勉強になりました。

後編の収録を参加したとき、またレポートを書きます。

新しい仕事
今日の仕事は終りました。なので、今日の仕事に付いてちょっと書きます。

今日は新たに担当する作品の翻訳を行いました。今回新たに担当した作品は、スクールランブルの作者である小林尽先生が、現在月刊ガンガンWINGで連載中の「夏のあらし!」です。

実は、この作品の連載第1回は読んだことがあります。テイストはスクランのギャグ風とは全く違い、所々小林先生のテイストをだしているものの、全編的にちょっとゆったりでのんびりした雰囲気がありますので、好印象を受けました。加えてヒロインのあらしは私が大いに興味を持っている戦中時代から来た女性ですので、この作品にも親近感を持っています。小林先生の作品は元々好きだったので、また担当できて、凄く嬉しいです。

最新の情報によれば、夏のあらし!は来年でアニメ化するそうですね。これは大いに期待しています。因みに、作業中、あらしのセリフは神田朱未さん、カヤのセリフは能登麻美子さんの声で脳内再生しております(笑)。いや~何かあらしの性格から見ると、この子の声はなんとなく神田さんの声とリンクしましたもんで(笑)。



テーマ:日記とアニメ・マンガ関連ごちゃまぜ - ジャンル:アニメ・コミック

思い出探し
皆さんも知ってのとおり、今週のネギま!では、大量的にネギと明日菜の思い出シーンがありました。これも正確に翻訳するため、さっきまで記憶を頼って、各コマの出自を探してみました。

実際私の仕事では、こういうことをやるのはいつものことです。特に公式ファンブックの作業を行う場合、これは欠かせない仕事です。こういう1つ作品の何百以上のコマの中から正確に1つのコマの探し出すのは、実はそんなに楽なことじゃありません。特にそんなに印象深い的なコマじゃない時はちょっと大変です(印象深いコマだったら、大体何巻の中にあるのは覚えています)。こういう時、コマの画面の中の情報は重要になります。

一番判別しやすいのは、原作者の絵柄の変化です。特に長い作品になると、原作者の初期と中期、後期の絵柄は替ることが多い。ここからは既に、このコマは作品のどの辺りに出てきているかは分かるので、探す範囲は限定することが出来ます。

そして次に大事な情報は、案外にもキャラ達が着ている服です。長袖か半袖の服からそのコマがどの季節で出てきたのが分かるので、物語の季節が違う巻は自動的に排除することが出来ます。あと、キャラが着ている私服の種類は案外被ることがそんなに多くないので、それからも探す範囲を限定することが出来ます。

実際今回のコマの中で、対エヴァ戦、南の島、魔法世界と第1話の部分を除けば、すべて明日菜が着ていた制服や私服を手がかりとして探し出しています。こういう思い出のコマを探すのも、案外楽しいですよ。




新しい連載の仕事
私が翻訳を担当した「トッキュー!」は先週で終りましたので、新少年快報編集部は既に新しく連載する作品が決まりました。新しい連載作品はあの「涼風」の瀬尾公治先生が書いた熱血純真ラブストーリーである「君のいる町」です。これは「トッキュー!」が抜けた後の穴を埋める作品なので、翻訳担当は私になります。瀬尾先生の作品は「涼風」時代から好きだったので、担当出来て嬉しいな。

そう言えば「スクラン」も今週で終わり(?)ますね。もし「スクランZ」はこのまま週マガで連載し続けるでしたら問題ないですけど、月刊に引っ越すでしたら、編集部の方はもう一本穴埋めの作品を探さなければなりませんね。何が良いかな?ページ数から見れば、氏家ト全先生の「生徒会諸君共!」が良いかも知れないな。氏家先生の作品は「アイドルのおかほん」がこちらで連載している実績もあるし、「濱中あい」も単行本発行してますから、良い線行くと思います。




は...歯痒い!
ネギま!218時間目翻訳終了~
今回のお話の流れは私が大好きなチャンバラ調(戦闘のノリではなく、話の流れ的なノリ)だったので、翻訳しててテンションが高かった。特に最後の明日菜とネギが現れるシーンのテンションが高かった。

ただ...一つ歯痒いことが...翻訳の関係上、パイオ・ツゥと言う名前を、おっぱいと関係がある名前に翻訳する事は出来なかった...はぁ...これは日本人にしか通じないギャグですね...この赤松作品独特のギャグセンスを台湾の読者に伝えられないのが歯痒いぃぃぃぃ!



テーマ:魔法先生ネギま! - ジャンル:アニメ・コミック

お茶会の雑誌用レポ完成
写真はまだ来てないので、文字記事の部分を先に完成。
色々と書きたいが、流石に書きすぎだと、たとえ前後篇になっても入れないので、色々と削ってみた。

今回のメインイベントはあくまでも赤松先生とのやり取りですので、亜矢奈さんとまどかさんが登場した部分はメイド服に関してのこと、胸の事と歌だけを残し、残りの部分は割愛しました。

質疑応答の部分も原作と関わりがある部分のみ(教員免許、OADの売り上げ、魔法世界の言葉、モブキャラ、さっちゃん)を残しました。

しかし赤松検定は面白いので、全問題+答えを入れて見ました。是非台湾の読者も挑戦して欲しいですね。

討論会の方は実は一番難しかった...でも、何とか各議題で話した事を要約出来ました。

でも、こうやっても、文字数は4千を超えてますね...写真も入ると考えると、これは3ページに入れるのは無理ですね。写真の量が多くなると前後篇にならないと入れないし、たとえ写真の量を少なくしても、4ページのスペースでないと入れないと思うな...(因みに前後篇に分けたプリフェスの報道ですが、前編は2900字ぐらいで、後編は3200字ぐらいでした、両方とも写真つき)。

あと、先生の日記で公開している赤松検定試験の問題を見ましたが、幾つかは「そんなの部外者分るか!」と思わせる問題がありました(笑)。あれらの問題が出題されれば、当日は回答者全滅する可能性はありますね。



テーマ:魔法先生ネギま! - ジャンル:アニメ・コミック

ネギま!22巻補充翻訳完了
疲れた...おとといは朝6時まで仕事して、昨日は夜8時半まで残業...流石に疲れた。

さて、昨日処理した仕事の1つはネギま!22巻の補充翻訳です。この巻の呪文解説は多かったものの、哲学的なものが殆ど入ってないため、楽々で終わりました。
単行本の付録ページで、22巻までにクラスメートの状況が分かる地図が付いてて、これは良かったと思います。
あと、冒頭で登場した虎男と妖精の名前が変わりましたね。虎男の名前は何だか香港人っぽい。なので、併せて新しい名前をつけてみました。

そうえいばうちの会社はバッジ付きの限定版を発売しないようです。うーん、ちょっと残念。あれは良いものだと思うけど、作るでしたらちょっと金掛かりそうすから、それでやめたでしょうね。



テーマ:魔法先生ネギま! - ジャンル:アニメ・コミック

代打、俺!
今日よりうちの部署の女性同僚一人が出産でしばらく休みです、彼女が翻訳を担当していた「妖怪のお医者さん」は彼女が復帰するまで、私が代理翻訳します。いえ~い、仕事増えたぜ~でも、へっちゃらだぜ~そんな私、神田さんと同じく、仕事ではMだぜ~

幸い「妖怪のお医者さん」も結構好きな連載作品です。読みきりの時から読んでいました。佐藤先生の絵は読みきりのときより大幅に上達したのも実感しております。

さて!ネギま!207回を翻訳し終わったら初めて「妖怪のお医者さん」の翻訳をやるぞ~今日はちょっと緩めなペースで仕事するか。昨日と一昨日がちょっと張り切りしすぎて、体の調子がちょっとおかしい...

あ、ネギま!207回の感想は午後で書きます。でも、まず一句...「和美最高!さよ可愛い!千雨、お前らもう結婚してしまえ!」