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十兵衛の呟きじゃあ! 2013年03月
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十兵衛の呟きじゃあ!
出版社の翻訳である私、柳生十兵衛日々の呟きです。メインはマンガ、アニメ(主にネギま)、声優さん、ミリタリーと仕事の呟きです。なるべく毎日で更新します(汗)


プロフィール

柳生十兵衛

Author:柳生十兵衛
台湾の出版社で翻訳をやっている柳生十兵衛です。よろしく!

翻訳担当作品:魔法先生ネギま!、ネギま!?neo、ラブひな、陸上防衛隊まおちゃん、スクールランブル、トッキュー!、サクラ大戦漫画版、ナルト、アイシールド21、ワンピース、ホイッスル!、かりあげくん、げんしけん、鋼の錬金術師、アキハバラ@DEEP、駅弁ひとり旅、となグラ!、銃夢Last Order、もう、しませんから!、はじめの一歩、デトロイト・メタル・シティ、エクセルサーガ、あずまんが大王、らき☆すた、桃組戦記、日露戦争物語、迷彩君、戦空の魂、戦海の剣、さよなら絶望先生、キャプテン翼GLODEN23、アタック!!、ちゅーぶら!!、ハンマーセッション、君のいる町、CMB森羅博物館の事件目録、新約「巨人の星」花形、ダイヤのA、天のプラタナス、ドリームズ、Y十M柳生忍法帖、新鉄拳チンミ、鉄拳チンミLegents...他多数。

また、野球も大好きで、草野球チームにも加入しています。特に日本の野球が大好き。高校野球、社会人野球、プロ野球どれも好きです。因みに応援しているプロ野球球団は広島東洋カープと北海道日本ハムファイターズです。

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退職しました
皆様、お久しぶりです。前回の更新とはまた随分間が開けましたね。本当にすみません。

私、柳生十兵衛は、本日を持って、12年5ヶ月も勤めた「東立出版社」から退職しました。

12年5ヶ月、本当に長い期間でした。思えば専門学校から卒業して、すぐこの会社に入社し、そのまま12年5ヶ月も勤めました。この12年5ヶ月の間、楽しいことがあれば、もちろん辛かったもあります。漫画が大好きな私は、漫画出版社で働くのは、本当に天職じゃなかな?と思う方も多いでしょう。実際私も入社した時ではそう思っていましたが、しかし、大体2年ぐらい過ぎたら、やはり「漫画に関わる仕事を就くのは、ただ読むだけとはやっぱり違うな」と言う感じがありました。

確かに漫画を読んで、それを翻訳して出版させるのは私の仕事で、出来上がった本を頂いた時も達成感がありますが、この仕事はやっぱり普通のサラリーマンと変わりがないので、やはりノルマなどの圧力があります。

それでも、漫画が好きなので、この仕事を頑張ってやりました。しかし、この仕事の給料があまりにも安い(翻訳の標準から見ればの話ですが)ので、がんばった分に見合った報酬がないと言う無力感は時々あります。そして生活を支えていくため、この仕事以外に、他の外注の翻訳仕事をしないといけない。こうやって死ぬ気で稼いたの代償は体を壊すことでした。2年ぐらい前、ついに過労のせいで会社で倒れ、病院送りになり、それから持病もちになりました。元々健康的な(とも言えないかもしれないが、今よりは健康的かな?)体も、結局ボロボロになってしまった。

今回退職に踏み切った最大の原因は、やっぱり12年5ヶ月の間、待遇は殆ど向上されてないことですね。まぁ、これも体を壊した直接の原因ですから。

でも、いざ辞める事になっちゃうと、やっぱり色々と恋しくなりますね。特に自分が長年担当してきた原稿を同僚に引き継ぎて貰う事が一番応えましたね。自分が翻訳に手掛けた作品は、やっぱり自分の子の様に思いますので、こうやって他の方に引き継げて貰うのは、我が子を他の人に渡すようなことですから、やっぱり忍び難いですね。

この仕事の待遇はあんまり良くなかったけど、色々と貴重な経験をさせて頂いた。例えばイベントの取材、イベント終了後の打ち上げに参加、漫画家さんたちが台湾に取材に来た時の同行などなど...この仕事をしていなかったら、これらの経験もなかったでしょ。そして、この仕事を通じて、色んな方と出会い、今でも誼を通じている方もいます。これらの出会いも感謝です。この12年5ヶ月は、間違いなく私の短い人生の中をカラフルに彩った期間です。

でも、私は翻訳の仕事は辞めませんよ~まだまだバリバリ頑張っていきます!(もちろん体と相談しながらですが)

まぁ、でも少しの間、ゆっくり休みたいね。ちょっと充電したから再戦だ!

退職前のデスク
これは私がいつも仕事しているデスクです。目の前はいつも色んな本を山の様に積んでいます。まぁ、10年以上勤めていると、こうなるでしょうな。よく計算したら、翻訳した作品は恐らく500タイトルを超え、総数は1000冊を軽く超えていおるだろう(笑)。
退職後のデスク
そしてこれが今日全部片付けた後のデスクです。こんなにスッキリになったのは何年ぶりだろう(笑)。
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