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十兵衛の呟きじゃあ! 都青少年健全育成条例改正案に関して見解
十兵衛の呟きじゃあ!
出版社の翻訳である私、柳生十兵衛日々の呟きです。メインはマンガ、アニメ(主にネギま)、声優さん、ミリタリーと仕事の呟きです。なるべく毎日で更新します(汗)


プロフィール

柳生十兵衛

Author:柳生十兵衛
台湾の出版社で翻訳をやっている柳生十兵衛です。よろしく!

翻訳担当作品:魔法先生ネギま!、ネギま!?neo、ラブひな、陸上防衛隊まおちゃん、スクールランブル、トッキュー!、サクラ大戦漫画版、ナルト、アイシールド21、ワンピース、ホイッスル!、かりあげくん、げんしけん、鋼の錬金術師、アキハバラ@DEEP、駅弁ひとり旅、となグラ!、銃夢Last Order、もう、しませんから!、はじめの一歩、デトロイト・メタル・シティ、エクセルサーガ、あずまんが大王、らき☆すた、桃組戦記、日露戦争物語、迷彩君、戦空の魂、戦海の剣、さよなら絶望先生、キャプテン翼GLODEN23、アタック!!、ちゅーぶら!!、ハンマーセッション、君のいる町、CMB森羅博物館の事件目録、新約「巨人の星」花形、ダイヤのA、天のプラタナス、ドリームズ、Y十M柳生忍法帖、新鉄拳チンミ、鉄拳チンミLegents...他多数。

また、野球も大好きで、草野球チームにも加入しています。特に日本の野球が大好き。高校野球、社会人野球、プロ野球どれも好きです。因みに応援しているプロ野球球団は広島東洋カープと北海道日本ハムファイターズです。

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都青少年健全育成条例改正案に関して見解
最近日本では、東京都の「都青少年健全育成条例改正案」に関してのことで喧々囂々になってます。この改正案に反対する団体や個人がどんどん出てきていますし、ついに集英社、小学館、講談社など大手漫画出版社が東京都が主催する2011年度の東京アニメフェアの参加を拒否す事態までになりました。私は東京都民ではないし、日本国民でもないですが、一漫画、アニメファン、そして漫画出版社で勤務している関係者として、この件に関する見解や考え方を台湾のやり方をここで語りたいと思います。
・「都青少年健全育成条例改正案」に関して
今に至るまで、私が見てきたニュースやネットの反応から見ると、この法案の最大の問題はやはり「漫画家やアニメ制作者との話し合いがただの一度も行われないまま作られた」ことと「規制の対象や認定が曖昧」であることでしょう。たしかに内容をよく見てみると、この法案は「漫画やアニメ、ゲームは子供の心身を害し、犯罪を起こす原因にもなる」と思っている方達作った事がハッキリ分かります。こういうやり方で作った法案は、どうしても一方的なモノになるでしょう。特に規制する法案を作るときは、反対する方の意見をのみを取り込むだけでなく、規制対象になっているモノと関わりがある方たちの意見も聞いて、双方とも納得出来る法案を作るべきでしょう。

また「規制の対象や認定が曖昧」のも、法案としては良くないですね。こういうモノが曖昧だと、標準が一定的ではなくなるので、後々問題が起こるでしょう。標準があった方も、規制対象と関わりが有る企業や個人も分かりやすいですから。

・出版社や制作会社の役割
ただ、近年私が一つのことを感じております。日本の漫画は成年コミックスではなくても、内容がやり過ぎ、或いは過激な物があります、特に青年漫画がこの傾向が強いですね(女性コミックは全然読んでないので、実情は分かりませんが、やっぱり過激なものはあると聞いたことがあります)。そういう商品が市場に出回っているということは、つまり出版社や制作会社が発行したことになります。現在は出版社や制作会社の自浄を頼っているみたいですが、「その自浄力が足りないだから、行政がやるしかない」と思われるのは、もしかしたら本当にその自浄力が足りないかもしれません。出版社や制作会社は商社ですから、もちろん自社の経営を優先しないと、会社自体が成り立たない。しかし、経営を優先させた余りに、「こういうモノの方が売れる!」と思って、過激ややり過ぎのモノを発行させたら、それは発行させた側の責任になるでしょう。もしもっとちゃんと自浄していたら、このような事態にはならなかったかもしれません。

・販売側の役割
日本では、漫画を手に入れることはとっても簡単です。本屋、コンビニだけでなく、インターネットショップでも手に入れる事はできます。本屋やコンビニでは、成年向けの商品を取り扱っているエリアはちゃんと区切りされており購入する時も、身分証明書を提示してもらうこともあります(ただこれは強制的ではない無いので、ちゃんとやってない店もあるでしょう、それは台湾でも同じです)。ただ、成年向けの作品ではない内容が過激ややり過ぎの商品だと、誰でも手に入れるや見えるエリアに置いているので、事実上誰でも手に入れる状態になってます。こういう状態を防ぐためには、やはり販売する側は仕入れするとき、ちゃんと作品の内容をよく理解し、置くところをちゃんと分別し、誰でも購入できることを防ぐべきでしょう。

・台湾のやり方
ここでは台湾のやり方を紹介します。もちろん台湾と日本の国家事情は違いますが、もし参考出来れば幸いです。
台湾の出版品を管理しているのは行政院の新聞局です。そして現在台湾では、日本のいわゆる「成年コミック」は出版されていません。出版の申請を提出しても、管理機構は認めません(ただ現状は成年コミックの海賊版は流通しています)。現在台湾で漫画を出版する場合、行政院新聞局に申請を出さないといけません。内容は過激(エロだけでなく、暴力、残虐も含む)の場合は「限制級出版物」と認定され、規則に沿って、本の表紙に「18禁ロゴ」を付け加えなければなりません(ロゴの大きさも本のは大きさに合わせた規定もあります)。そしてこういう出版物も、店頭で販売するときは、区切りされたエリアに置かないとなりませんし、購入する場合も身分証明書を提出しなければなりません(ただ、これは上でも言ったとおり、身分証明書提出は強制的ではないので、ちゃんとやってないお店もあります。でもちゃんと規則を沿ってやらない場合は違法行為となり、警察が取り締まることができる)。また、出版社側も、内容が余りにも過激ややり過ぎの場合でも、自主的に修正します(例えば下の毛を消したり、モザイクをかけたり、セリフを修正したり)。

更に、国際ブックフェアと漫画博覧会など漫画出版社や映像関連会社が出展するイベントでは限制級出版物を販売しないことで、未成年者が簡単に限制級出版物を手に入る事避けています。つまり、行政、出版社、販売の三者の間では、有害なモノを簡単に手に入れることを尽力しています。

まぁ、もちろんそれでも至らないところもあるし、インターネットや海賊版を通して手に入れるこもできるが、それはある意味仕方がない事だと思いますが...

・おわりに
とにかく、こういう有害なモノが簡単に手に入ることを防ぐのは、やっぱり関連している各方面の協力がないと難しいですね。片方の力頼ると、どうしても問題が起こるでしょう。それと、犯罪が起きると、漫画、アニメやゲームのせいにするのは本末転倒です。犯罪を起こすのは人間です、つまり犯罪を犯した人間の心が歪んただからこそ犯罪は起こります。決してモノのせいにしてはいけません。「漫画やアニメは犯罪を起こすだから、強く規制する」ということは、「包丁は人を殺す道具にもなれるので、所持を禁止する」ことと同義で本末転倒ですから。犯罪を防ぐのはどうするべきなのかの方向性をちゃんと考えないと行けないと思います。
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テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

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